ああ何て「美しい国」--O what a beautiful nation they say they are making--(1) ― 2007年07月25日 23時17分
選挙戦も終盤になってしまいましたが、今のうちにとりあえず記してはおきたいことを、3連発くらいで。
参院選の日程を6月に入ってからずらす、というのがどういうことか。
隅田川花火大会の予備日がなくなりました。土曜が雨なら流れます。
まあ、そんなのは「ぜいたく」だから、今年くらいしょうがない、という人もいるでしょう。(私はそんな考えは失礼だと思うけれど)
しかし、
「投票所に使う体育館に改修工事が入っていて、他に替えなければならない」
「体育館で予定されていた夏の大会イベントの予定を変更しなければならない」
という例があるとなるとさすがに、何という不躾な…と思います。
そうやって投票日をずらした理由は、単に「与党が」「特定の」法案を成させ「たかった」から、なわけです。成立させ「なければならない」深刻な事情があったわけではありません。
そんなエゴのために翻弄される市民のささやかな日常。
彼らの目指している「美しい国」は、しょせんそういう場所なのです。
参院選の日程を6月に入ってからずらす、というのがどういうことか。
隅田川花火大会の予備日がなくなりました。土曜が雨なら流れます。
まあ、そんなのは「ぜいたく」だから、今年くらいしょうがない、という人もいるでしょう。(私はそんな考えは失礼だと思うけれど)
しかし、
「投票所に使う体育館に改修工事が入っていて、他に替えなければならない」
「体育館で予定されていた夏の大会イベントの予定を変更しなければならない」
という例があるとなるとさすがに、何という不躾な…と思います。
そうやって投票日をずらした理由は、単に「与党が」「特定の」法案を成させ「たかった」から、なわけです。成立させ「なければならない」深刻な事情があったわけではありません。
そんなエゴのために翻弄される市民のささやかな日常。
彼らの目指している「美しい国」は、しょせんそういう場所なのです。
ああ何て「美しい国」--O what a beautiful nation they say they are making--(2) ― 2007年07月25日 23時23分
さて選挙戦も中盤になって飛び込んだこのニュースには、驚きました。
というか、呆れました。
「究極の選挙違反」か、政府広報紙・民主党告発へ
http://www.janjan.jp/election/0707/0707199373/1.php
ごく普通に考えて、公選法違反でしょう。
政権党であるという立場を悪用していると考えるのが、選挙権の精神というものです。
公正な選挙なくして、何が美しい国か。
それとも、米国(の2000年大統領選)並みに「美しい」とでも?
というか、呆れました。
「究極の選挙違反」か、政府広報紙・民主党告発へ
http://www.janjan.jp/election/0707/0707199373/1.php
ごく普通に考えて、公選法違反でしょう。
政権党であるという立場を悪用していると考えるのが、選挙権の精神というものです。
公正な選挙なくして、何が美しい国か。
それとも、米国(の2000年大統領選)並みに「美しい」とでも?
ああ何て「美しい国」--O what a beautiful nation they say they are making--(3) ― 2007年07月25日 23時26分
政府公報でやってくれた、と思ったら、こんどは安倍首相の側近たちがこんなことを言い始めています。
「政権選択選挙ではない」官房長官ら、首相退陣論を牽制http://www.asahi.com/politics/update/0724/TKY200707240597.html
まあ、確かに、制度的には直接首班指名につながってはいません。
でも、これってつまるところ参院不要論ですよね。参院がどうなろうが衆院がゴリ押しすれば政策は通るという。
参院選の前に、何と主権者を愚弄した物言いでしょうか。
今回、野党が参院を押さえたら、とことん議論を尽くすという議事運営に徹して、ちょっとでも与党がゴリ押ししそうな案件は片っ端から時間切れ廃案に持ち込んでみてほしいもんです。
それが、民意です。
「政権選択選挙ではない」官房長官ら、首相退陣論を牽制http://www.asahi.com/politics/update/0724/TKY200707240597.html
まあ、確かに、制度的には直接首班指名につながってはいません。
でも、これってつまるところ参院不要論ですよね。参院がどうなろうが衆院がゴリ押しすれば政策は通るという。
参院選の前に、何と主権者を愚弄した物言いでしょうか。
今回、野党が参院を押さえたら、とことん議論を尽くすという議事運営に徹して、ちょっとでも与党がゴリ押ししそうな案件は片っ端から時間切れ廃案に持ち込んでみてほしいもんです。
それが、民意です。
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