ボジョレーヌーヴォー!2005年11月27日 22時43分

近所のとても意欲的な酒屋さんが、とても意欲的なボジョレーのシャトーと契約して取り寄せているヌーヴォーがあるというので2本予約し、解禁後の土曜に引き取って来ました。さて誰と楽しもう? 実は決めてはいたのです。最近、お互い忙しすぎて一緒に遊べていない、夫婦で編集者のMさん一家をお招きして、久々に音楽しながらの宴会をと思っていたのでした。会って判明したのですが、これが多分半年振り。近所に住んでいる同士ってそんなに遊べないものですか? うーん。忙しいうちが華というのも一面の真理ですが、ちょっと度が過ぎないか。ともあれ、年末進行の合間を縫って予定をあけて下さった Mさん夫妻には感謝です。

生ピアノを導入したのが夏だったので、Mさんへのご披露はこれが初。ジャズの素養のあるMさんの手に掛かると、普段わが家で鳴り響いているクラシック学徒の響きとはまた別の世界が立ち現われて格別です。最初はベースで合わせてたのですが、Stevie Wonderの"Send One Your Love"が繰り出されたのですかさず鍵盤ハーモニカに持ち替えてみたら、これがよく合って。いやぁ、デュオの楽しみって多彩ですね。ベースとピアノ、ピアノと鍵盤ハーモニカ、そして今回はお休みしましたがギターとベース、ギターとピアノというのもあり。音楽を鳴らす楽しみを久々に満喫しました。

音楽の楽しみといえば、忘れちゃいけないのがアカペラ。そう、長いことお休みしてますが、やっぱりこの4人が揃えばアカペラの修行をせねばならないのです。というわけで、まず小手調べにクリスマスナンバーの"Caroling, Caroling"、続いて「永遠の課題曲」"A Nightingale Sang in Berkeley Square"。その他4ビート系の課題も色々試してみましたが、まあ「今はちょっと厳しいが、やってれば何とかなりそう」なポジティヴな感触を得られたのは収穫でした。……あれ? このエントリのタイトルってボジョレーヌーヴォーですよ? photo話がずれてしまったので、とりあえずラベル写真をどうぞ。Mさん夫妻がフェラガモの経営するワイナリー"Il Borro"のとても美味しいワインを下さってそれを開けたので、幸い1本まだ残っていました。にしても、これは美味しかった。ヌーヴォーって作り方が違うので「ワインではなくて、ぶどうのお酒」という味が普通なんですが、これはしっかりワインでした。素晴らしい。